服を着て何がしたいのか
川久保玲、山本耀司、三宅一生らのブランド設立から今日に至るまでの本はいくらか読んできたつもりだし鷲田清一氏を始めとするファッションに関する諸々もそれなりに読んできたつもりだけど自分の中で整理が付いてなくて自分の言葉として話せないからせっかくの機会だからブログにまとめたい。
結局、ファッションってなんだ?ってことを言いたいのだけれど、鷲田氏の本とか読んでると思考のベースが違いすぎて上手くまとめられないから自分は小分けにしてブログを編集していくつもり。
続くか分からないブログだし初回だから服着て何がしたいのか?ということをまとめ上げたい。
先に述べておくと鷲田氏の影響を多大に受けているブログです。
結論からいうと服は言語性のある第二の皮膚だと思ってます。
第二の皮膚の効能(ファッション的な意味での)
①肉体の魅力を伝える
②その人の「人となり」を表現する
やっぱりこの2つかなぁ。
①はブログの趣旨ではないのでさらりと流すけど隠せば隠すほど見れた時の喜びって大きいよねってことです。
普段から人間が裸で生活してたら裸を見た時の性的喜びって多分今ほどじゃないってこと。
②が今回言いたいことなんだけど例えばヨージヤマモトが好きな人がいるとするじゃん。
ヨージが好きな人ってよく山本耀司の生き方がカッコいいってよく言いますよね(僕もそう思います)。
山本耀司が好きだからヨージヤマモトの服を着てるってパターンに後天的にはなってるんだろうけど
要するに俺がヨージ着てるのは山本耀司をリスペクトしてるからなんだぜってことですよね。
そしてヨージを着てる自分はカッコイイという流れになる。
一度このブログ読んでる方に立ち返って欲しいのは
「山本耀司が好きだからヨージ着る」
っていう文法を改めて見て欲しいんです。
ヨージ着たから何があるんでしょう?
それは山本耀司の精神を自分も享受した気分になれるということです。
これは今の日本の状況では分かりづらいけどルイヴィトン持ってると自分まで高級な気分になれますよね()
これは着ぐるみとかで例えるのが分かりやすいですがドンキホーテで3990円で売ってるキャラクター各種着ぐるみ、例えばピカチュウを着たならピカチュウの真似をしますよねそれと同じです。
纏った服相応の行動をするのが社会的人間です。つまり服で生き方(思想)を、ライフスタイルを表現してるってことなんです(それはまた服に期待された生き方をしてしまうことの裏返しでもある)。
だいぶ雑にまとめましたけど
みなさん高い服を買いましょう←
今は17SSが着実に店頭に上がってきてますね。Sasquatchfabrixな気分。
それではここらへんで。